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バターナイフの木工ワークショップ

2月からのワークショップ、

1から作る自分だけのバターナイフ

に向け、次男の幼稚園でご一緒しているママさんお二人を自宅兼アトリエにお招きしてリハーサルをさせてもらいました。

このリハーサルのお願いをしてから、二人ともよく

「私は不器用だからうまくできるか不安。。。」と仰っていました。

そんなこんなでリハーサル当日の朝。私も含め、それぞれ子供を幼稚園へ送り、我が家に集合です。

まずはやってみましょう!ということでバターナイフのワークショップがスタート!

↑ 全体の流れを説明しているところです。

■このワークショップの流れ

  1. 6つのデザインから形を選び、3つの樹種から選ぶ
  2. 板に下書きをして、糸ノコギリでカット →ここまでで1時間以内が目標
  3. 小刀でバターナイフの刃をつくる。大まかな形に整える
  4. 紙ヤスリで形を最終段階まで整える
  5. オイルを塗って完成

ちなみにママさんが着けているエプロン、鎌倉木貨で用意したものです。今後のワークショップではエプロンや軍手、アームカバーを無料でお貸しします。

①6つのデザインから形を選び、3つの樹種を選ぶ

なんと二人とも予め希望のデザインを決めてきてくれました。

3つの樹種についてはそれぞれの特徴を説明し、その場で決めてもらいました。

上の写真では左から「チェリー、サクラ、ウォルナット、チェリー、サクラ、ウォルナット」と並んでいます。

②板に下書きをして、糸ノコギリでカット

↑ 板に下書きをしているところ。これはすぐに終わります。

糸ノコギリの使い方、ケガをしない方法をレクチャーしていざカットに入ります。

最初はなかなかコツをつかめない感じでしたが、しばらくするとスムーズに。

とはいえ、これがなかなかの作業で頑張りどころです。

お二人とも頑張って切り終えました!そして目標通りここまでで1時間掛からず終了です。

↑ 切り終わりの写真を撮り忘れていたので、以前妻にやってもらった際の写真を載せます。

③小刀でバターナイフの刃をつくる。大まかな形に整える

ここからは小刀を使ってバターナイフの刃を作ったり、大まかな形に整えてもらいます。

写真のように左手の親指で「押し削る」ようにするとケガをしにくいです。

そして何より大事なのは「一気に削ろうとしないこと」です。

逆目(さかめ)と順目(ならいめ)のことを説明しますので、違いを体感してもらいながら進めていきます。

↓ 削り終わりの様子。

④紙ヤスリで形を最終段階まで整える

まずは目の粗い「120番」からです。ここで力一杯ヤスリを掛けて、ほぼ最終的な形に整えていきます。

ノコギリの痕を消すには指だけの力では限界があります。

上の画像のように、用意している小さな木片に紙ヤスリを巻き付けてやすってみると、驚くほど強い力でやすっていけるのです。

やりにくい時は、上の写真のように小さな板に乗せてやすってみるとやりやすかったりもします。

そして時々手を止めて全体を確認することは、とても重要です。

120番でのやすりがけが完了したら、次に「240番」。

最後に「400番」でつるつるにやすりがけしたら完了です。

⑤オイルを塗って完成

作業台の上を一旦綺麗にし、最終作業としてオイルを塗っていきます。

小さなウエスで隅々まで塗っていきます。

塗った後、しばらく放置したら綺麗なウエスで拭き取ります。

これでようやくバターナイフの完成ですっ!!

ここまでで約2時間30分くらいでした。人によって前後するかもしれません。

完成後に写真を撮らせてもらいました。とても綺麗に仕上がりました!

こんな板から作りました(板はチェリー材)
こんな板から作りました(板はウォルナット材)

二人とも途中で何度も

「すっごく楽しい」

「やりがいある」

などの言葉が出て、

終わってからは

「楽しかったからもっと色々作ってみたくなった」

との言葉までいただきました。

そして、帰宅後ご家族に見せた際には

「これ本当に作ったの!?」

とご主人やお子様に驚かれたということでした。

心から嬉しいです( ;∀;)

ありがとうございました!!

というわけで、このようなワークショップを今後も不定期ですがやっていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

鎌倉木貨 丸山

Published in お知らせ イベント情報 ワークショップ 未分類 鎌倉情報

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